連合会の沿革
1903年に米国で生まれたIMCが、1961年に台湾へ伝わるまでの歩み。
IMCは米国で生まれました。1903年、コネチカット州ハートフォードの工場長(フォアマン)数名がYMCAの協力を得て「Industrial Management Club(IMC)」を創設しました。その後IMCは全米40余州に広がり、多くの支部と商工業界の著名な会員を擁するようになり、名称も「International Management Council」(略称は引き続きIMC)に改められました。整った組織と活気ある精神、民主的な運営によって、米国の商工業界に多くの指導者を育て、社会福祉にも尽くし、米国の産業発展に大きく貢献しました。1935年にニューヨークで第1回全国大会が開かれ、以後毎年、フィラデルフィア、ワシントン、シカゴなどの主要都市で全国大会が開催されています。
台湾のIMC
1961年、のちに中華民国IMC全国連合会主席となる吳金川氏は、米国国際協力局(ICA)の派遣で米国と日本を視察し、両国が企業経営・管理の研究をいかに重視しているかを目の当たりにしました。日本の箱根や熱海では、年配の経営者たちが経営講習会に熱心に参加し、講師の話を一言一句書き留めていました。帰国後、台北YMCAの大会でその見聞を報告し、台湾も企業経営の研究に力を注がなければならないと訴えました。
この報告は、台北IMCの初代社長となる故林和引氏をはじめ、多くの出席者の共感を呼びました。折しも吳安全氏が米国のYMCA事業視察から戻り、米国のYMCAが企業経営・管理の研究と指導を行うIMCを支援していることを報告しました。こうして1961年5月5日、台北市国際工商経営研究社(YMCA IMC)が設立されました。台湾初のIMCであり、米国IMC本部からも祝電が寄せられました。その後、台中市、台南市、高雄市、嘉義市、基隆市、彰化県、台南県などで次々とクラブが設立され、米国のIMCと姉妹クラブ関係を、日本の諸団体と提携関係を結びました。
全国連合会の設立
各クラブの協力、共同研究、親睦をさらに深めるため、1973年2月16日に中華民国国際工商経営研究社全国連合会が設立されました。以来、全国大会が毎年、各クラブの持ち回りで開かれています。第1回大会は1973年11月17日に台北のアンバサダーホテル(國賓大飯店)で開催され、当時の財政部長・李國鼎氏が基調講演を行いました。米国IMC(YMCA加盟)第40回全国大会のWill R. Stone会長からは、全米190クラブを代表して祝辞が寄せられました。
1989年11月4日、台南で開かれた第17回全国大会で、吳金川氏は全クラブに改めて認証を授与し、各クラブの社長に「権鍊」(社長職を象徴するチェーン)を贈りました。現在、台湾のIMCは16の加盟クラブを擁し、企業をいかに成功に導き、いかに効果的に管理するかを学ぶ場として、経営者の学び舎、商工業界の指導者のゆりかごであり続けています。
IMC連合会